- 経済産業省
- 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
- 一般社団法人水素供給利用技術協会
The Association of Hydrogen Supply and Utilization Technology(一般社団法人水素供給利用技術協会)。水素エネルギーの供給および利用に関する技術開発、調査研究および普及啓発等を総合的に行うことにより、水素の安定的かつ安全な供給の確保を図り、ユーザーの満足度を向上させ、水素エネルギー産業の健全なる発展に寄与することを目的として2016年2月に設立された。前身の水素供給・利用技術研究組合は2015年度末をもって所期の目的を達成したため、業務を終了し、2016年6月に解散した。 - 燃料電池実用化推進協議会(FCCJ)
Fuel Cell Commercialization Conference of Japan(燃料電池実用化推進協議会)。2001年に民間によって設立された組織。目的において「我が国における燃料電池の実用化と普及に向けた課題解決のための具体的な検討を行い、政策提言としてとりまとめ、会員企業自ら課題解決に努力するとともに、国の諸施策へ反映させることにより、我が国における燃料電池の普及と実用化を目指し、もって、我が国の燃料電池産業の発展に寄与すること」としている。 - 米国 エネルギー省(DOE)
Department of Energy(米国エネルギー省)。水素燃料電池のプログラムは、エネルギー効率・再生可能エネルギー局(Office of Energy Efficiency & Renewable Energy:EERE)にあるFuel Cell Technology Officeが実施している。 - 独国 水素・燃料電池機構(NOW)
Nationale Organisation Wasserstoff-und Brennstoffzellentechnologie(ドイツ水素燃料電池機構)。ドイツの国家プロジェクトである水素・燃料電池技術革新プログラム(NIP)の実施とファンド管理(公募)、政策提言のための機関。その後、電気自動車プログラムであるNational Development Plan Electromobilityの実施も担当することになった。 - 欧州燃料電池・水素共同体(FCHJU)
Fuel Cells and Hydrogen Joint Undertaking(欧州燃料電池水素共同実施機構)。欧州連合の多年度研究開発プログラム(フレームワークプログラム)のうち、水素燃料電池関係の公募・補助金管理・R&D政策を行う官民パートナーシップ(「共同技術イニシアティブ」ともいう)。従来は欧州委員会の研究総局(DG Research)が公募と助成を行っていたが、より企業ニーズをR&Dに反映させるために2008年に設置された(なおこのような官民パートナーシップが設置されたのは、水素・燃料電池分野を含め5分野のみである)。資金は研究総局の第7次フレームワークプログラムから拠出するものの、最高意思決定機関である欧州運営委員会の委員の半数以上が民間企業となっており、民間主導で助成が行われるようになっている。2013年に終了し、2014年に後継組織であるFCH 2 JU(FuelCells and Hydrogen 2 Joint Undertaking)が2020年までの予定で設置されている。 - 国際水素燃料電池パートナーシップ(IPHE)
International Partnership for Hydrogen and Fuel Cells in the Economy(国際水素燃料電池パートナーシップ)。2003年に設立された政策面の国際連携組織で、水素・燃料電池分野の研究・開発・実証・利用を効率的に進めるために国際協調を促進することが目的。現在17か国・1地域が加盟しており、我が国は設立以来のメンバー。 - 国際エネルギー・機関/水素実施協定(IEA/HIA)
International Energy Agency(国際エネルギー機関)。第1次石油危機を契機にアメリカの呼びかけで設立された。エネルギー安全保障、気候変動政策、再生可能エネルギー技術開発を実施。加盟国は28。傘下に約40の実施協定(Impleremnting Agreement)が設置されIEA加盟国だけでなく非加盟国の研究者も参加して、特定の研究分野で国際協力・情報交換を実施。およびHydrogen Implementing Agreement(水素実施協定)。1977年にIEA傘下に設置された水素エネルギーに関する研究交流組織。我が国からはNEDOが中心になり専門家を派遣して情報交換を行っている。 - IEA先端燃料電池実施協定(AFCIA)
Advanced Fuel Cells Implementing Agreement(先端燃料電池実施協定)。1990年にIEA傘下に設置された燃料電池に関する研究交流組織。我が国からはNEDOが中心になり専門家を派遣して情報交換を行っている。